2013年7月17日水曜日

学校教育は創造性を殺してしまっているの英文日本語訳と感想

ケン・ロビンソン「学校教育は創造性を殺してしまっている」
http://www.ted.com/talks/ken_robinson_says_schools_kill_creativity.html

TEDの英文日本語訳資料
https://sites.google.com/site/tedjapaneseenglishnote/list/ken_robinson_says_schools_kill_creativity

【キーワード抜粋】
・人間の創造性について ここにいるすべての人が持っている 様々な形で表れる私たちの創造性とその幅の広さ

・創造性は未来に一体何が起こるのかを 予測不可能にする

・子供はみな例外的な力を発揮できる、子供は自分の中に才能を発見すると没頭する

・創造性は識字能力と同じくらい教育に必要

・間違えることを恐れていたら決して独創的なものなど思いつかない

・教育が人間本来の創造性を殺してしまっている

・子供はみな生まれながらのアーティストだ

・我々は創造性を育てるどころか見失い創造性の欠落した教育を受けている

・今の教育制度は学者を育てるために作られている

・教育制度は産業主義社会のニーズから 生まれました
 1つは働くために有用な科目が最優先
 2つ目は学力

・無数の天才的で創造性溢れる 人たちが「自分は才能がない」と感じている。
 学校は彼らの才能を評価しないどころか ダメだと烙印を押してしまうから

・これから30年間、ユネスコによると 歴史始まって以来の多くの人間が世界中で
 こういった教育を受けて社会に出て行く

・大学の学位がまるで意味をなさなくなった

・知性について3つのことがわかっている
 多様、ダイナミック、比類ないもの

・創造性とは、独創的で価値あるアイディアを 構築するプロセス
 創造力は様々な分野や価値観の 相互作用によって生まれる

・我々の未来への唯一の希望は 人類生態学という新しい概念を取り入れること

・人間の限りない創造性が 私たちの生を豊かにすることを知り
 子供たちが未来の希望であると認識すること


【感想】
教育制度を決めているのが学者であり
現在の制度は学者を作るためのものというのは共感できる。

なぜ勉強するのか?それは大学に進学するため
なぜ大学に進学するのか?就職に有利なため?
しかし、時代の流れで昔のように勉強ができるだけの人間は企業には求められていない
何か出来ると言える才能を磨いてきた者が今必要とされていると思う
あなたに何ができますか?と問われたときに、ある程度全般
それなりに・・・というような返答しかできないのではないか

中学の頃、主教科といわれる、国語、数学、理科、社会、英語、この5科目が重要であった。
実際に、多くの人がこの5科目で判断され進学が決定されていったのではないだろうか?
副教科には、体育、音楽、美術、家庭科といったものがあって
自分も必要なものは主教科という認識があり
副教科を軽く見ておろそかにしていた。こんな科目やっても仕方がない、役に立たないと。
今は、副教科を伸ばし、自分の特技として進学して言った人を羨ましく思う
これらは表現しやすく、アピールしやすい
体を動かす、楽器を演奏する、絵を描く、料理をするといった能力は
わかりやすい魅力を与え、感動させることができる。
この人には他の人とは違う能力があると感じさせる。
もし私が国語がセンターでトップの成績を収めても
実際にその能力を披露することが難しいと思う。

ただ、創造力は様々な分野の価値観の相互作用によって生まれる。
創造力によって生まれる表現力、アイデアは、知識や経験が多いほど生まれやすい。
その為には音楽だけをやる、美術だけをやるというだけではなかなか上手くいかないと思う。
かといって、全部を1人でやるのは効率が悪く賢くない。
それぞれが得意な分野を伸ばし、チームを作りお互いの情報を共有しつつ
クリエイトしていくそんな形が望ましいと思う。
その為には、この動画の通り、一人ひとりの能力を見極めて
それを良い方向へと伸ばしていくそういった教育をすべきだと考える。

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